この事例の依頼主
40代 男性
相談前の状況
奥様が外で働いており、相談者様が家事育児を行っているという家庭でした。交通事故で、相談者様が一定期間家事をできなくなったので、その分の損害を請求したいが、相手保険会社がまったく話を聞いてくれず困っているということで相談にいらっしゃいました。
解決への流れ
相手保険会社の担当者は、男性は家事従事者とは認められないと強固に主張していたので、男性を家事従事者と認めた判例の提示や、相談者様と奥様の所得を証明する書類を収集するなどして、立証を積み上げた結果、保険会社の担当者も上司と相談の上で、休業損害を認めました。
保険会社の中にも、専業主夫に対するこうした偏見を持つ方は少なからずいらっしゃいます。そのような方を相手にする場合にも、感情的になることなく、冷静に立証資料を積み上げていくことが重要です。