犯罪・刑事事件の解決事例
#個人再生

キャバクラとFXが原因で1500万円あった借金が300万円に減額できたうえに,マイホームも残すことができました。

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西村 拓憲 弁護士が解決
所属事務所弁護士法人西村総合法律事務所
所在地大阪府 泉佐野市

この事例の依頼主

40代 男性

相談前の状況

金融機関で営業担当として20年以上勤務してきましたが,日々の過酷なノルマや激務のストレスを抱えていたため,同僚と飲食に出る機会が徐々に増えていきました。当初は収入の範囲内でクレジットカード決済をしていましたが,飲食に出る機会が次第に増えていき,ついには単独でキャバクラにも行くようになり,次第に返済に困るようになっていきました。そんな状況を打開しようと考え,FXを始めました。当初はわずかながらも利益を出すことができたものの,徐々に損失を出すようになり,焦りを覚えたことで損失をさらにFXで取り戻そうという考えになってしまいました。ついには,キャッシングした現金をFXにつぎ込んでしまい,あっという間に自転車操業の状態に陥ってしまいました。借入先からもついには裁判を起こして,給料を差し押さえると予告され,もうどうにもなりそうにないと思い,弁護士に相談させていただきました。

解決への流れ

弁護士に何か解決方法がないか相談したところ,借入金額とその原因がキャバクラとFXであったことに加え,マイホームは家族のためにも残したいという意向があったことから,個人再生を選択することになりました。個人再生を行ったところ,1500万円あった借金が300万円に減額してもらうことができ,さらにマイホームも無事に残すことができました。個人再生を速やかに依頼したことで,裁判を起こされることも,給料を差し押さえられることもなかったため,勤務先にも迷惑をかけることなく解決することができました。

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西村 拓憲 弁護士からのコメント

この度は,弊事務所にご依頼いただきまして,誠にありがとうございました。借入先から裁判を起こされてしまうと,最終的には預金口座が差し押さえられてしまったり,勤務先の給料が差し押さえられたり,場合によっては自宅に執行官が突然訪ねてきて差押えを受けることがあります。預金口座が差し押さえられてしまうと日常生活に影響が出ることもありますし,給料が差し押さえられれば勤務先にも迷惑をかけることになりますし,自宅に執行官が突然訪ねてくれば家族も驚いてしまいます。もう返済を続けていくことができないと悩まれたら,迷わず弁護士にご相談いただくのが一番だと思います。今回はご依頼いただきましてありがとうございました。