犯罪・刑事事件の解決事例
#遺留分侵害額請求(遺留分減殺請求)

相続放棄を求められた。

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吉田 英樹 弁護士が解決
所属事務所井上・吉田総合法律事務所
所在地大阪府 大阪市北区

この事例の依頼主

年齢・性別 非公開

相談前の状況

両親が離婚し,母親のもとで育てられ,数十年もの間,父親と会っていなかったが,再婚相手から,父親が亡くなったこと,相続放棄することを求める通知を受けとった。沿うぞ財産を開示してくれないが,どうすればよいか。

解決への流れ

預金,有価証券,不動産の調査のほか,負債の調査も実施した。亡くなってから3か月で調査が終わらないこともあり,負債の方が多い場合に,相続放棄の余地を残しておくために,相続の承認又は放棄の期間の伸長の申立てを並行して実施した。調査の結果,負債が確認できなかったことから,相続財産の調査をもとに,遺産分割調停を申し立てて,最終的には,法定相続分で,調停が成立した。

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吉田 英樹 弁護士からのコメント

このようなケースでは,相手方が感情的になって,相続放棄を強要し,相続財産も明らかにしないこともよくあります。対応に悩むこともありますが,まずは弁護士に相談して,今後の方針を検討するようにしましょう。