この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
カード会社や消費者金融、銀行のカードローンなど合計7社に300万円を超える負債があり。住宅を所有し、住宅ローンを支払っていましたが、カードローンなどの支払いに窮し、住宅ローンも滞りかねない状況になり、当事務所に相談。
解決への流れ
受任通知の送付により一度カードローンなどの支払いを停止。住宅ローンのみの支払いを継続しながら、しばらく経過を見て生活の建て直し。毎月3万円程度の支払いが安定して出来る状況になったため、個人再生手続の申立てをした。再生計画は、住宅ローンはそのまま約定どおり支払い、カードローンのみ7割程度の免除を受け、3割程度を3年の分割払いで毎月合計約3万円を支払うというもの。その後、再生計画が認可され、住宅を失うことなくカードローンを整理することができた。
住宅を所有していると、住宅を失いたくないとの思いから、自力で何とかしようとしがちですが、住宅を維持しながら債務を整理していく方法もありますので、問題が深刻化する前に早めに弁護士に相談されてはいかがでしょうか。