この事例の依頼主
40代 男性
相談前の状況
ご相談者様は,民事調停が申し立てられたことを告げる書面が裁判所より届いたということで,その書面を持参の上,相談に来られました。相談の内容としては,近隣の家で発生した火災が,私の家の倉庫(子どもたちの写真を収めたアルバムや仕事の資料が保管してあった。)に延焼し,倉庫が焼失したところ,相手方とこのことでトラブルとなり,相手方から民事調停を申し立てられた,というものです。今後の対応を相談したい(民事調停の期日は,仕事のため行けそうにない。)。
解決への流れ
私は,ご依頼を受けた後,民事調停の対応の準備を行いました。ご依頼者様は,「仕事のため,平日の日中に開かれる民事調停には参加は困難」とのことでしたので,代理人である私のみが民事調停に参加することを前提として,相手方の出方を想定しながら,綿密に準備を行いました。そして,調停期日において,相手方は,私に対し,「解決金50万円を支払う」ことにより和解したい旨提案をしてきました。私は,その場では,結論は出さず,相手方の提案内容を持ち帰り,ご依頼者様と検討しました。そして,ご依頼者様の倉庫焼失に関する損害を,可能な限り,裏付け資料とともに計算した上,相手方に対し,対案を出しました。最終的に,相手方との間で,「相手方が,ご依頼者様に対し,解決金として500万円を一括で支払う」ことを内容とする和解が成立しました。
近隣トラブルの場合,感情が先走ってしまい,相手と建設的な話し合いができない状態にある方も少なくないかと思います。弁護士が間に入り,冷静かつ客観的にご依頼者様及び相手方の状況を整理した上で,相手方に提案を行うことで和解に導ける場合があります。まずは,お気軽に弁護士木下正信までご相談くださいませ。